広島平和学習に思う
平和学習の受け入れは、令和5年は8団体でした。令和6年、コロナ感染も続く中、日常の暮らしが戻り、3月~4月に5団体、8月に5団体が訪れました。猛暑の中、東北から新幹線を乗り継いで来られた皆さん、貸切バスで何時間もかけて広島を訪れた皆さんに、多くの魂が「よくきてくれたね。ありがとう」と言って下さっている気がします。
広島へ来るまでの参加者への声掛け、事前準備など様々なご苦労を思うと、私たちは少しの時間のふれあいを大切にと真心でお迎えしました。毎回〈“ヒロシマの心”がお伝えできただろうか〉と自問しながら、お見送りしています。
感想文を拝見すると、広島での一日で多くのことを受けとめて下さっているのを感じます。でも、それは各団体のスタッフの皆さんの日ごろのふれあいの結果といえます。私たちの短い出会いが少しでもお役に立てているなら、多くの皆さんの祈りと願いのお陰さまだと思うのです。
ぜひ多くの皆さんに、広島の地に立って、その地が発する空気感や願いを感じて頂きたいと思います。

